2007年07月23日

小児がんの特徴

小児がんとは、一般的に15歳以下の子供に起こるがんで、成人のがんと全く違い、がんができる場所も性質も異なります。成人のがんに多い、胃がん、肺がん、子宮がんなどといったがんは、小児がんには、ほとんどありません。

かわりに小児期に特徴的な悪性腫瘍(近くの組織に進入し、体の細胞を破壊しながら増え続けてゆく細胞)が発生します。

これらの悪性腫瘍が発生する原因は、胎児の時に、体の神経や肝臓、網膜などになるはずだった細胞が、胎児の体ができあがった後も残っていて、異常な細胞に変化し増えていった結果と考えられています。

そしてこれらの細胞は、体が幼いためか抑制が利かないので、増殖力が強く、がんの進行が早いのが特徴です。

また、小児がんは、肉腫(骨、脂肪、筋肉、血管等に発生するがん)が多いことが特徴として挙げられます。そのため、外科治療による治癒が難しいとされています。しかし、抗がん剤が効きやすいという特徴も持つといわれています。

小児がんの半分は5歳までに起こり、成長するにつれて減少します。また母親のお腹の中(胎内)にいる時から、がんが始まる場合があります。
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